男子5000mで世界記録達成 12分35秒

ウガンダのジョシュア・チェプテゲイ選手がケネ二サ・ベケレ選手の持つ世界記録12分37秒を見事に更新した。

ゲブレシラシエやべケレがトラックで活躍して世界記録を樹立したころから約16年ぶりの記録更新だ。

2400mまでペースメーカーが交互先導して世界記録を狙う走りとなり、ラスト2600mは単独でペースを維持して記録達成した。

1000mごとのラップタイムは約2分31秒で、もはや日本人にとっては全くの異次元だ。

後半の3000mのタイムは7分31秒台、3000mの日本記録よりはるかに速い。

5000mを専門とする日本のトップ選手が最大限食らいついていっても、おそらく2000mまで付いていくことはできないだろう。

1,000m 2:31.87
2,000m 5:03.77(2:31.90)
3,000m 7:35.14(2:31.37)
4,000m 10:05.46(2:30.32)
5,000m 12:35.36(2:29.90)

1. 60.70 2. 61.70 3. 60.64   4. 60.41   5. 61.25   6. 60.91
7. 60.03 8. 60.10 9. 60.18 10. 60.33 11. 59.97 12. 59.64

一周当たり60秒のラップだから、日本人トップレベルの1500m走の平均ラップ相当だと思う。1500mの通過タイムにして3分46秒前後。

丁度ペースメーカーがいなくなってからの7週目から若干ペースアップしながら最後まで維持してしまっている。それどころかペースアップで来ているとても理想的なペースで達成できたように見える。

それにしても、ラスト1500mは3分45秒0くらい、ラスト800mは1分59秒61で走破している。1500m、3000m、5000m当たりの日本記録保持者が5000mを二人でリレーしても確実に負けるレベルだ。

日本人トップレベルの1500m選手が1666mずつ3人でリレーしたら、勝てる可能性が少し出てくるかもしれないと言ったところだ。こう考えると、1500mの日本記録保持者くらいのレベルの選手で初めて前半をリレーでペースメーカ―役ができると言うことなのだろう。

5000mを13分36秒で走っても周回遅れにされるほどショッキングな強さだ。

約20年近く前のゲブレシラシエが12分39秒、べケレが12分37秒だったから、今回はその記録更新に合わせたペースメイキングとシューズなどの科学的なアドバンテージを加味すれば、ゲブレシラシエやべケレと同じレベルの選手がまた現れたとみることができると思う。

ゲブレシラシエやべケレの時代の長距離走と言えばアフリカ人にとってはトラック競技が主体の時代だったので、全盛期の2人にはマラソンという競技目標は薄かったと思う。

しかし、今は最終的にはマラソンで成功を収めることに主眼を置いている選手が多いから、このジョシュア・チェプテゲイ選手が最終的にマラソンに全力を投じれば、1時間58分を切るレベルの記録が将来打ち立てられるのかもしれない。それくらいなキャパシティは十分に持っているように思える。

自己ベスト5000m12分35秒の彼が、5000m13分57秒5、1000m2分47秒5のペースで42.195km走り切れば、記録上は1時間57分47秒となる。

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