静岡東京往復サイクリング その1

4月27日28日に東京までロードバイクで行ってきた。

目的はロシア大使館で発行されたビザを受け取りに行くだけ。それだけのために鉄道で行くには余りにももったいない・・・と言うことでサイクリストらしく自転車で行くことにしたのだ。

とは言っても距離が相当あるので不安もあった。特に4月に入って2週間膝の違和感で自転車に乗れなかったのでなおさら心配はあった。

結果は無事目的を果たして帰還した。思ったよりも疲労することもなく走れたことに満足だった。

今回の出発地点は静岡県島田市。そこから東京まで走る。グーグルマップで歩行者としてのルートを頼りにおよそのコースは決めていた。

それに基づくとほぼ国道1号線を走ることになる。予定では26日の23時出発予定だったが、遅れて27日の0時20分頃となった。

ビザの受け取り時間は午前9時半から午後12時30分までなのでこの時間内に走破して受け取らなければ行く意味がないことになる。歩行者用ルートは最短コースを計測しているが、自転車となると20キロほど多めに見ておかなければなならないし、ナビゲーション機能などは持っていないので道を間違える恐れも十分にありだ。そのため、この1時間20分の遅れには少し焦りもあった。

出発前にボトルを忘れたか!と思ってショックを受けたが無事にナップサックに入れてあった。何かしら忘れ物はあるはずだが、今回はスペアソックスだけだった。と言うわけで2日間同じ靴下で過ごすことになった。

夜道を走るのでヘッドライトテールライトには万全を期して臨んだ。もう、シューズカバーも必要ない気温だが、踵にライトが付いているので今回は必需品だ。先日購入したフロントライトは十分に充電して、弱い灯りの方を使うことにした。それでも十分に明るいし、内によりも点灯継続時間を優先しなければならない距離だからだ。8時間は持つはずだし、今まで使ってきたライトもスペアとして装備してある。

とにかく一度も東京まで走ったことはなかったが、箱根峠が最大の難所であるはずなのでそこまでは少なくとも疲労困憊することなく進むことを意識して走り始めた。

ディレイラ―も整備したので順調にアウターを使えた。静岡市までは何回か走っていたので特に問題なく進み、清水辺りから特に慎重に走る必要があった。思っていたよりも、大型車両を含めた交通量は少なく出だしは安全だった。

深夜と言えど信号機がやたらと多い清水から進み具合が鈍ってきた感じで、そこから富士市に抜けるまでに最初のハードな区間を迎えることとなった。予想はしていたが、国道1号線が途中から自動車専用道路に変わったからだ。清水から富士市に抜ける区間は地理的に東海道の難所で海岸まで山が迫っているので、通れる道が限られるのだ。

とにかく、走っているとそのまま専用道に入ってしまったので、時速80キロを超すような車がビュンビュン走る道の走行となってしまい、こちらも時速50km以上を出すしかない。幸い全体的に追い風貴重なのでスピードは出るのだが、箱根まで足を使わずに行こうと言うプランがここで崩れかけたのだ。

そして、2区間ばかり走ったが、もはやこれ以上は危険と思いICを降りた。そうすると今度は、全く道が分からなくなり参った。しかも、下りた付近は完全が見当たらず、目の前に富士川だ。橋が無ければ通過できず、最初の時間ロスとなったが、幸い自動車専用どいうに歩道が敷設されていることが分かり、階段を歩いて上り橋を渡ることができた。

渡りきったところに富士川の道の駅のようなものがあったので最初にそこで数分程度トイレ休憩をした。 走り初めて1時間半程度だったと思う。

とにかく、時計もサイクルコンピュータも持っていないので距離も時間もリアルタイムではわからないのだ。

富士市から沼津市に掛けても途中でおそらく系車両通行禁止区間と思われる区間に入ったらしくまたもや、時速50キロオーバーのスピードで走らざるを得ないところでオーバーペースになった。

とにかく静岡県ではこの2カ所の自動車専用区間が問題だ。この区間を上手く避けて走る必要がある。

とういうわけでまたもや途中で1号線を離脱すると、ルートが分からなくなった。沼津市からは国道1号線で箱根を目指す必要があるのだが、そこに至る道筋を失ったのだ。とりあえず、方向に検討を付けて走りながら、2カ所のコンビニで箱根への道を尋ねて無事に1号線に合流することができた。深夜のコンビニには必ず男性店員がいて、しかも店長クラスのしっかりした人だから頼れると思った。しかもまず地元の人だし、下手に交番で聞くよりはるかに助かるのだ。(私の経験上)

三島大社前を通り1号線に合流するとあとは一本道だ。しかし、ここからは箱根への上り坂。改めて登坂力が余りにもないことが分かり、安全面も考慮して歩道を進むことにした。峠までの距離が分からなかったのでただひたすら進むのみだった。

しかし、勾配がそれりにきつく、徹夜走行の疲労感もあり一旦上りの途中で休憩した。東の空が明るくなってきた午前4時半くらいだと思う。

カロリーメイトひと箱と小さいサイズのアミノバイタルを摂取して再出発。途中で”日本一長いつり橋”スカイウォークなる場所を通り過ぎてのろのろと進む。止まる気はなかったが、だいぶ明るくなってきて右手に富士山が綺麗に見えたので止まって写真を撮った。当初グーグルマップのルートによると歩行者としては箱根峠まで100km程度だったので、そのころほぼ100kmだったと思われる。とにかく、ナップサックをしょっていることによる肩の疲労と腕が疲れてしょうがないと言う状態だった。

歩道は石畳のようになっているところが多く、箱根を意識して整備されたようだ。途中に合わられた標識に、いよいよ箱根か!と思ったら”函南町”だったことにはがっかりだった。まだ静岡県なのかと・・・

当初峠だと思っていた”箱根峠”は道の駅の名前だったようで何とかそこにたどり着いてトイレ休憩。確かこの時6時45分くらいだったような気がするが・・・とにかく、この時点で横浜で朝食を取って東京入りすると言うプランは消えた。今からまだ未知のコースを130キロ程度は走って目的にに時間内に到着しなければならないのだ。

道の駅箱根峠からは芦ノ湖に下るだけだった。失敗したことと言えば、箱根の標高を全く考えていなかったことだった。800mを越す標高での下りは寒かった。峠の手前の気温表示が7度だったので、汗びっしょりの体では手がかじかむほどだった。それでも7度程度で良かった。

芦ノ湖に下るとテレビで見た光景だった。箱根駅伝のゴール地点だ。ここからは箱根駅伝の復路を自転車で進むことになる。

箱根駅伝のゴール地点を過ぎると果たしてこの道でいいのだろうかと不安になったが国道最高点874mの看板を見て正しいコースだと分かった。ここからはずっと下りだ。下るにつれ気温も上がり特に寒くはない。後ろから車がついていたようだが、下りのワインディンぐロードは快適にスピードにのり車よりも速い。後ろの車は見る間に見えなくなったようでそのまま小田原に向けて快調に走れた。箱根から小田原まではずっと下りと言ってもいいだろう。小田原まで来るとあとは東京まで八十数キロ横浜まで五十数キロと言った看板の距離を減らしていくだけだ。

小田原を過ぎて大磯町のコンビニで10分程度休憩をしておにぎり一個とサントリー天然水2リットルを補給。2本のボトルに1100ml入れてその場で900mlは無理に飲み干した。やや水分摂取量が不足していたようで腕の疲労は徐々に回復したが、相変わらず肩の疲労は厳しい。

このころにはフロントライトは消して、念とためリヤライトを一つだけ点滅させておいた。フロントライトはしっかりと目的を果たしてくれた。

どのあたりだか忘れたが、神奈川でも自動車専用道路のような箇所が突如としてあらわれ歩道を走ることとなった。

信号の多さは相変わらずだが、特に足の疲労は大したことが無く予想外に脚は元気だ。横浜までも長かったが何とか走り戸塚区のコンビニで小休止しておにぎり一個をまた補給してさらに走る。東京が近くなると川崎まで何キロと言う表示と五反田、日本橋まで何キロと言う表示が目立ったようになった気がする。五反田も日本橋も位置関係があまり分からないので、私の頭の中ではとりあえず多摩川がポイント地点だった。

戸塚区のコンビニで時間を確認し時、まさか時間に遅れることはないだろうかと言う不安もよぎった。しかし、多摩川を越えた時に時計を確認すると10時12分だったので、とりあえずこれで何とか安心感を得られた。

後は品川駅や浜松町と言ったポイント近くを目指せば目的地に近くなるだはずだ。とりあえず感覚的に走り停車した信号傍に交番があったので大使館までの道を尋ねると、ロードバイクなら10分程度だとのことだったので安心した。

実際はさらに道に迷い時間がかかったが各ポイントに立っている警官に確認して無事に目的地到着。どこを走っても警官が立って警備にあたっているようで、東京では警官を目つけるのに苦労などしない。ただ、親切に対応してくれるかと言うとそうではない。かなりさばさばしていて、一切目を合わせない警官もいた。対応は警官によってさまざまだったが、正確な答えが返ってくればそれで良し、道が分からない警官に遭遇するより断然に良い。

大使館にバイクシューズとバイクウェアで入るわけにもいかず近くの広場でスラックスとワイシャツと靴に着替えて入館。

ビザの受け取りは順番待ちする必要がないので、書類と引き換えにすぐにビザが渡された。入館して数十秒で目的達成だ。まあ、このことのために徹夜して箱根を超え二百数十キロ走ってきたわけだ。

11時過ぎにビザを受け取ったっと思うので、出発してから11時間近くが経ったことになる。信号の多さと、箱根越えと、道に迷ったりするロスや休憩を含めるとこんなものなんだろうと思う。ひょっとしたら信号待ちだけで1時間くらい経過するのかもしれない・・

もし間に合わなかったら笑うしかなかったが、とりあえずこれでプレッシャーはなくなった。

ここからの予定はまずは昼食をとることだ。徹夜で走ってきて朝食もまともに取っていないのでとにかくしっかりと栄養補給をしなければならない。宿泊予定の場所に行くまでにまずは食事だ。

その2へ続く

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