初心者のためのロードバイクの選び方 その1

先日ロードバイクを持っていない人から、ロードバイクがほしいのだが、何を目安にして購入すればいいのかと聞かれた。

今までに再三同じような質問を受けたことはあるのだが、端的に回答してみてやや自分の話が不十分だったなぁという後味の悪さが残ったのでこの際、自分なりに整理してみようと思う。

”価格がピンキリですがいくらくらいのを買えばいいんですか?”

一番良くある質問だ。やはり、購入するうえで一番気にするのが価格。そして、価格帯があまりにも広すぎるのだ。ロードバイクに初めて興味を持った人が見れば、ある程度のロードバイクはどれも一様に見えるだろう。細いタイヤに風を切って走れそうなシンプルなフォルム。ところがなぜか価格が一方は10万でもう一方は50万だったりする。しかも、ホームセンターやディスカウント店では5万円を切るロードバイクもある。こうなればもはや、初心者にとってはどれが適正な価格か分からない。無理もない話だと思う。

90年代半ばくらいまではまだ価格帯はある一定に収まっていたと思う。しかし、2000年ころからロードバイクに人気が出てきてからかなり変わった。カーボンフレーム主流になり価格が確かに上がった。完組ホイール(ホイールとして完成したもの)が主流になり、カーボンホイールにカーボンパーツも増えた。軽量化への需要がかなり価格に反映されたと思う。自転車のフレームブランドもパーツブランドもかなり増えた。アクセサリーまで含めるとかなり市場が大きくなったと思う。おまけに数多くのタイムトライアル用バイクも一般用に販売されているので高価なものではフレーム単体でも100万円以上するものもある。

20数年前までは一般のレースに出る人の使うフレームでも15万から20万程度が一般的だったような気がするが、今では20万以上は当たり前だろう。平均以上のグレードでロードバイク1台を購入しようとすると40万~50万くらいは普通になってきているのではないかな。さらに、ヘルメットやシューズやウェアをそろえるとさらに数万かかるだろう。

古い話だが90年代前半位までは40万円でトップクラスのパーツ(シマノデュラエース)を使って当時最新鋭のロードバイクが手に入った。もちろんフレームはカーボンではない。当時はまだ自転車はごくごく限られた人たちの間でしか流行らないスポーツだったので、価格の幅と言うのは今ほどなかったのだ。安いロードバイクを購入しようとしてもやはり最低10万くらいからだったと思う。

90年代前半に新車でロードバイクを手に入れるのに10万から50万くらいの幅があったとすると、現代では5万から100万くらいと大まかに言ってもいいと思う。(もちろん極端な低格のものは2万円台もあるし、150万クラスのものもある。)

要するに10万を大幅に切るような廉価バイクから余りにもお金を掛け過ぎたバイクまで上下に幅が広がり過ぎているといった具合だ。

ロードバイクに対する需要が大幅に増えたにもかかわらず、平均的なロードバイク1台を手に入れるための価格が上がっているのは素材のコスト高も影響しているが、それ以上に高価なフレーム、ホイール、パーツ類の需要が影響している。この辺りは自動車の世界も同じだろう。

話が長くなったが、初めての人がどれくらいの価格で購入するのが良いかは明確には言えない。しかし、最低限、新車の完成車を購入する場合は10万を切るようなロードバイクは避けるべきだと思う。可能な限り安く手に入れたい気持ちは分かるが、やはり価格にも限度と言うものがあると言うもの。それが、おおざっぱに言って10万くらいではないかと思う。

新車で数万円で出回っているようなロードバイクにはやはり安価な理由がはっきりとある。極端に安い商品に使われているパーツやフレームは耐久性や安全性にも関わってくるので、まず選択肢から除外するべきだと思っている。それに、仮に十分な耐久性や安全性が備わっていても、乗っていればそのうち物足りなくなってくるだろう。安かろう悪かろうはやはり避けたいものだ。

初心者のためのロードバイクの選び方 その2

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