マダニに噛まれていた

何とマダニに刺されていた。

2,3日前にシャワーを浴びているときに太ももの後ろ側の付け根に近い部分にかさぶたのようなものを発見。触れると多少の痛みも走ったのでそのままにしておいた。

そして昨夜同じくシャワーを浴びているときにまたしてもその箇所に気づいた。そのことは忘れているほどだったが、体を洗ているときにそのかさぶたらしきものに触れたのだ。

気のせいか少し大きくなったようにも感じられたし、少し突起のようになったほくろみたいなできものなのかと思ったので、引っ張ってみた。グーッと皮膚が伸びた感じになり、ぷつんと切れて取れた。

そして、それを間近にしてみると何とダニだ!これにはびっくりした。ダニに刺されることがあるのかと思った。

次に頭を横切ったのはマダニに刺されて死亡するケースがあると言うことだ。こんなものに刺されて死ぬのかとも思えるが事実死亡例がある以上そんなに簡単に考えるのも良くないかと思いネットで調べてみた。

意外とダニに刺された経験をコメントする情報があり、そのこと自体はなんか妙に安心感を与えるものだった。まず最初に気になっていたダニの種類だが、写真からしてほぼ確実にマダニであることが分かった。

飼っていた柴犬によくダニが付いていたがあれとと同じだ。あれほど犬には付くのに人間には付かないものだなあと思っていたものだ。

自分でダニを皮膚から取ると、ダニの口や足が皮膚内に残る可能性があるので自分では取らない方が良いと書かれていたが、既に取ってしまったからしょうがない。

  • 私に噛みついていたマダニ。約3mm程度の大きさだ。

取ったダニを観察するとすべて完全体で取れているように見える。最低でも2,3日は皮膚に寄生していたはずだが、それほど血を吸い取っていないようであまり膨れてはいない。テーブルの上に置いてみたが、ほんの少し移動する程度でほとんど動き回らない。普通に生きているのでポリ袋に入れて保管してある。

ダニを媒介した感染症のようなものにかかる可能性に関しては少し心配するところなので念のために皮膚科にかかったほうが安心できるだろう。

どこでマダニに刺されたかについては、おそらく茶畑ではないだろうかと思っている。実家がお茶農家で、毎年のようにゴールデンウィークはお茶の手伝いに行く。茶畑で刈り取った茶葉が入った袋を茶畑の中から運び出す作業だ。

おそらくその環境がダニとの接点ではないだろうかと思う。毎年のように行っている作業なのだが、今回思い当たることと言えば、最後に使ったズボンがジャージだったことだ。しかも、幅が広く通常はいている物よりやや丈が短めで、くるぶしが見える時もあったかもしれない。通常はジーンズの様な硬めのものを履いているのだが今回2回ほどそれで作業したのだ。それだけであればまだよかったが、今回そのジャージを使ったあと洗濯をせずにそのまま1日か2日ほど着用したのだ。もしかしたら、その時にジャージに付着していたダニが皮膚へと移動して刺されたのではないだろうかと思うのだ。

ヤマビルに知らぬ間に喰いつかれていたと言う話の方が耳にするのだがヤマビルの場合はそれなりに山奥に行かなければ被害に遭うことはないだろう。しかし、ダニとなるともっと身近にいる存在だろう。

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ダニを取り除いたのが土曜日だったので2日後の月曜日に皮膚科に電話して事情を話し、診察してもらった方が良いものか問い合わせてみた。

結果は、ダニが上手く取れたのであればしばらく様子を見るようにするだけでよいとのことだった。

うまく取れない場合とは、取り除いた後の皮膚にダニの口などが残った場合をいうようだ。

目視で取り除いたダニを確認する限りは完全体として取り除けているのでとりあえずは診察してもらうことはやめにした。

診察時にダニを医師に見せいようとビニール袋に入れて保管しておいたが、皮膚から取ってから3日後にダニは死んでしまったようだ。意外と生命力は弱いのかもしれない。

 

偶然だが、私と同じゴールデンウィーク中に長崎を旅行した人がマダニに噛まれて意識障害を起こすまでの重症化し入院したと言うニュースが流れた。今年最初のマダニに噛まれたことに因る重症化のケースだそうだ。噛まれた男性は東京都の50代で5月1~5日の長崎旅行中に草むらに入った時にダニに噛まれたのだろうと言うことだ。

さらにこれまた偶然だが5月14日に熊本の天草市の91歳女性がダニに因る感染症で亡くなった。女性は茶摘み作業をしていたとのことで、背中にダニに噛まれた跡があったとのこと。

マダニに噛まれて2週間程度経ったわけだがこういった重症化や死亡例を見ると、電話した病院からはしばらく様子を見るだけでよいとは言われているものの気になる。

何の症状もないので大丈夫だろうとは思っているが、幹部を押さえるといまだにズキンとかなりの痛みが走るのだ。

とりあえずネットで情報収集してみた。

マダニに噛まれたときに考えられる4つの感染症

・日本紅斑熱  潜伏期間2-8日

・ライム病 潜伏期間5-32日

・ダニ媒介性脳炎

・重症熱性血小板減少症候群(SFTS) 潜伏期間6-14日程度

上記に書いた、50代東京の男性はSFTSに感染したことに因る重症化だ。ニュース記事によると5月1日から5日に長崎に旅行して、6日には発熱等の体調不良が出ているので、潜伏期間は6日~となっているが、実際は1日程度で発症するのだろう。

また、死亡した91歳の女性は日本紅斑熱を発症したケースだ。91歳と言う高齢で体力が弱かったのだろうとは思うが、たかがダニ一匹に噛まれただけで命を落とすと言うのはやはり危険だと思う。

自分自身のことを考えると、とりあえず2週間経った時点で、4つの感染症のうち、日本紅斑熱とSFTSの恐れはなくなったことが分かった。

のこりの2つについてだが、ダニ媒介性脳炎についてはヨーロッパなどが中心で日本では北海道以外では症例が無いようなので心配する必要はなさそうだった。

そして、気になるのがライム病だ。潜伏期間が妙に長い。1カ月たっても発症する可能性がある。しかも、調べてみるとこれが発祥した場合にかなり厄介な病気なのだ。

ただ、調べていくうちにマダニの中でもこのライム病のウイルスを媒介するのはシュルツェ・マダニという種類であることが分かった。通常マダニの被害を受けるのはおそらく私が噛まれたヤマトマダニだろうと思う。シュルツマダニに生息地は標高が高い場所で本州では標高1200m以上であることが分かった。ただ北に行くほど標高も下がる傾向で東北では標高900m、そして、北海道と青森に関しては市街地を除く平地にも生息しているので危険だ。出典:国立感染症研究所

北海道と青森を除けば標高が高いところに行かない限りはライム病のおそれはまずないと言うことだろう。

但し、標高が高いところには生息していると言うことなので、登山をする人たちにとっては要注意と言うことになるだろう。

こう考えると、一般に言われるマダニ被害として警戒しなければならないのは、今回死亡者と重症者が出た日本紅斑熱とSFTSだろう。そして、これらの発生は西日本が中心だ。今回の2件も熊本と長崎で起きている。

今回図らずもマダニに噛まれるようなことになってしまったが、とりあえずは感染症の心配はなさそうで安心できた。

ただ、マダニに噛まれないようにすることがとても大事だと言うことが教訓となった。とにかく皮膚を露出させないこと、また、隙間から皮膚に接触させるような隙を作らない服装を心掛けることも重要だ。

さらに、私のようにアウトドアで着用した衣服は帰宅後も着用し続けず着替えて洗濯をすると言うことだ。

また、ダニ予防として、草むらや山に入るときは明るめの服装をした方が良いとのことだ。衣服にダニが付いたことに気づきやすいからだ。

もしダニに噛まれていることに気づいた時にどうするか

このことについても少々知識が深まったので記しておく。当初ネット上の経験談によると、自分で取らずにすぐに皮膚科にかかって取り除いてもらうことという意見が多かったのでそうなんだろうと思ってしまったが、実際はそうとは限らないことも分かった。

自分で取らない方が良い理由としては、前述した通り、ダニの口(牙)などが皮膚に残ってしまう可能性があるからだ。しかし、きれいに取ることが出来れば気づいた時点で速めに取ることの方が重要だと言うことだ。

私のように土曜日にダニに気づいたら医療機関かかるのは週明けになる、その間2日間ダニを噛みつかせたままにさせておくのは良いことではないのだ。まあ私の場合はたとえきれいに取れなくとも、ダニの様な気持ちが悪いものを皮膚に寄生させたまま過ごす気は毛頭ないが・・・

とにかく、ダニに噛みつかせたままの時間が長くなればなるほど、感染症を発生させる物質が体内に注入させる危険性が高くなると言うわけだ。

その上で、自分で取る際にはダニの先端をピンセットでつまんで真っスつ上に引っ張って取るようにしなければならない。この辺りも重要で、まっすぐ引っ張らず斜めに引っ張ったり左右に振って抜こうとすると、ダニの口(牙)が取れて皮膚に残る原因になると言う。

さらに一番危険なのが、ダニ握って取るようなやり方をした場合だ。この場合はダニの体液を自分の体内に押し出すことになり、感染症の可能性を高めてしまう結果にもなりかねないとのことだ。

一番良い方法として紹介されていたのは、ダニが噛みついている上からワセリンをダニにかぶせる方法だと言う。ワセリンをダニに覆う形でかぶせると、ダニの方から自然に離れてくれると言う。これは医師の紹介の譲歩なので間違いなさそうだ。ワセリンの代わりにバターでもよいと書いてあった。

もうダニに噛まれることは御免だがもしもそんなことがあれば忘れずにこの方法を試したいと思う。

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