青春18きっぷ 掛川ー舞鶴 往復

夏期の青春18きっぷを今年初めて使った。

目的地は京都市舞鶴。”海の小京都”という異名もあるようだが、今回は海の風景を見るような時間はあまりなかった。

行ったことはない町だったが、仕事の所用ができて行く機会を得た。

時刻表を調べると掛川を始発で出発すると13時半に西舞鶴に到着することができる。2時間しか現地にいられないが、15時30分の電車に乗ればその日のうちに帰ってくることができるのだ。

今回もう一つ初体験だったのが、滋賀県米原から北陸本線に乗り換えて、敦賀から小浜線で目的地まで行くことだった。

いつも通り米原から京都を経て山陰本線を使ってもちょうど同じ時刻の13時半に現地に到着することができるのだが、敢えて初めてのルートを行くことにした。

予定時刻に乗り遅れたり、何かの影響で電車に遅れが出た場合には仕事に支障をきたしたり、その日のうちに帰ってこれない結果になるリスクを含んだ行程だったが、もしそうなったらなったで諦めるだけだ。

青春18きっぷの電車乗り換えにはスマホアラーム機能が便利

とりあえず、自分のミスでそうしたことが起こらないためにもまずはスマホのアラーム機能をフルに使った。

最近早起きに慣れていなかったので、まずは起床のために4回に分けてアラームをセットした。

次に、5回ほど乗り換えが必要だったので、全ての乗り換えが必要な駅に到着する5分前にアラームが鳴るようにセットしておいた。

睡眠時間は4時間ほどだったので、電車の中でおそらくうとうととして眠りについてしまうことは分かっていたので、寝過ごしを回避するためだ。

朝は問題なく起きられて始発に乗り、セットした乗り換え直前アラームもしっかりと機能して役に立った。熟睡状態にはならなかったもののうとうとしているときにアラームで乗換駅直前を知らせてもらうこともできて良かった。乗り換え直前ごとにアラームで知らせるように設定しておくのは青春18きっぷで行く長距離の旅にはおススメだ。

天候による遅れはどうしよもないことだが、幸い天気の心配はなさそうだった。2日ほど前には地元静岡で豪雨により非難レベル4が出たほどだったが雨も何とか降らないで収まりそうだったので傘も持って行くのはやめた。

最初の乗り換えは豊橋だったが、まだ7時前後だったので余裕で座席に座れた。豊橋からは大垣まで乗り換える必要がなかったので、この間に通勤ラッシュを迎える名古屋近辺でも座席に座ったまま過ごすこと語で来た。何度もうとうとしたが完全に眠ることはなかったようだ。

関ケ原を抜けて米原に到着して、北陸本線に乗り換える。

長浜の辺りまで来るとびわ湖が見えてくる。河毛駅と言うところは戦国時代の武将浅井長政の本拠地である小谷城址が東に位置する場所のようで駅にもそれをアピールするものが目立った。

その後北上しびわ湖に別れを告げる辺りは、柴田勝家が豊臣秀吉に敗れた賤ヶ岳の合戦があった場所に近いのではないかと思う。

びわ湖から北上するとどこで福井県に入るのかよくわからなかったが、敦賀は意外と近かった。米原から電車で45分程度の距離だから、掛川ー静岡間程度だろう。

敦賀市は思っていたほど大きな町ではなかった。乗り換えの待ち時間に少し外に出たが、海まで歩いていくほど近くもなく、静岡県にいる味わえない北に海がある光景はまだ実感できなかった。

いよいよ小浜線に乗ったが、小浜線は単線で2両編成で進む。しかも、本数は1時間に1本だ。

北陸本線も確かそうだったが、乗り慣れている東海道線とちがって停車駅で全ての扉が開くわけではない。小浜線に至ってはほとんどの駅で降りる場合は再前方の扉しか使えない。そして乗り降りするときは基本的に扉のボタンを押す必要がある。外から乗るときはドアの外にあるボタンを押すとドアが開き、乗ったら中からボタンを押すとドアが閉まる。

慣れてない自分にはやや度惑うもので、そんな姿を見られたら地元の人間ではないことが一目瞭然だろう。実際、北陸本線だったか、ボタンを押して乗った後にドアを閉め忘れたのに気が付いて、一旦座った座席から立ち上がり、ドアを締めに戻ったことがあった。車両内の冷房を聞かせるためにもドアは閉めておかなければならない。

駅前をぶらぶらせずに早めに車両に乗っておくべきだったようで、1時間に1本の2両編成の車両は既に席が埋まっていた。

ただ、北陸本線もそうだったが、編成車両が少なく、本数が少ない電車なのに、平気で隣の席に荷物を置いたままでいる人が多かった。また、シルバーシートが確保されていたが、明らかにそういった人ではない人が平気で占拠している様子もあまりいただけないものだった。もう少しマナーを大切にしてほしいものだ。

小浜線は単線であるが故か、ややゆっくりとしたスピードで進んだ。思っていたほど海寄りを走っているわけではなく、小浜辺りに来るまではほとんど海は見えなかった。原発で有名な敦賀から美浜にかけては一部海が見える場所もあったが海まで1kmくらいある距離感を保って走るような感覚だった。

小浜まで来ると海がまじかに見えた。東海道線で見る景色とは異なり、やや入り組んだ地形の若狭湾に海がある景色で、砂浜が広がるような風景とは違うようだ。

帰りに小浜付近を通った時に車窓から見える風景。あまり良い写真ではないがこの辺りが唯一海が間近に見えるポイントだ。

南側は山がちな地形で、静岡にいる時と南北が逆になった様相だ。

終点の東舞鶴に到着した。福井県から京都入りしたのだ。目的地は隣の駅の西舞鶴なのだがここで乗り換えに今日最大の32分も待ち時間がるのだ。一応同じ小浜線なのだがなぜここでこんなに時間がかかるのだろうか。舞鶴市には舞鶴駅はない、東舞鶴と西舞鶴に分かれている。

東舞鶴駅から海方向にまっすぐ歩いていくとこの海に面した公園に行きつく。赤レンガ倉庫はここから左手に行けばもうすぐのところなのだが少し時間が足りなかった。

この待ち時間を利用して、海を目指して赤レンガ倉庫まで歩こうと思って向かったが、やや時間が足りなかった。海まで来たところで諦めて引き返した。今日は遅れは厳禁、まして、1時間に1本の小浜線だ。

東舞鶴から西舞鶴は数分だった。予定通り無事に13時30分に到着したので、すぐさま目的の用事を済ましに取り掛かり、14時半頃には終了した。

15時30分の電車にる必要があったので、それまでの時間、舞鶴公園(田辺城址)に行ってみた。駅まで歩いて数分程度の場所だ。

外から見た公園の一角はいかにも城郭と言っていいようなつくりがある。

門から入って左手の建物が資料館になっている。大人200円だそうだ。

公園内にある池。古い石垣も残っている。

細川忠興の居城だったようで、本丸などはないが、門と一部の建物が資料館になっていた。細川忠興の妻は細川ガラシャでここから直線距離にして20kmほどの宮津市にそのゆかりの地がありいつか行ってみたいと思っている。

舞鶴公園は当時の石垣を一部残しているようで、そのころの面影を残している。特段見どころがあるわけではないが、外交人観光客もちらほら見られた。

その後、すぐ近くの吉野家で遅い昼食を済ませた。15時から定食メニューのご飯おかわりが無料になるとのことで丁度15時に入店して空腹のお腹を満たした。

危うく遅れるところだった

お腹を満たしたところで15時30分の電車に乗るために歩いて5分とかからない西舞鶴駅に来てせいしゅん18きっぷを駅員に見せて改札を通過しようとすると、「東舞鶴に行かれますか」と聞かれた、それよりさらに遠くに行くので一瞬何と答えればよいか言葉にならずも、そうだと答えるて、15時30分発ですよねと確認してみると、駅員は15時25分だと言うのだ。かなり焦ったが、まだ出発していないのでこのままいけば間に合うと言われてそのまま乗り込んだ。そのまま歩み寄り、さっき出てこなかった言葉を使って「敦賀に行きますか」と尋ねると、次の駅で乗り換えていくことができるとのことだった。言い終わるとすぐに電車を発射させたので本当にぎりぎりセーフ絵だったわけだが、一体どこでどう間違えたのだろうか。確かにネット上の乗り換え時刻表案内は15時30分発を案内していた。動き出した後に、この電車は東舞鶴止まりの電車だから、5分後に敦賀まで走る電車が発車するのだろうと思って、やはり案内は正し方のだろうと結論付けて東舞鶴駅に降り立つと、果たしてそこには敦賀駅行きが停まっていた。やや戸惑いつつも敦賀駅行きに乗り込むとそのまますぐに発射した。ますます、この電車に乗ることができて良かったと思えたが、今のところなぜこうなったのかはわからない。一応この後の行程を確認すると自分が予定した時刻の電車で間違いはなかったのだ。

東小浜駅

予定通りの電車に乗ることができたので東小浜駅でちょっとした所用をすます時間ができた。何しろ1時間に1本の路線なので一度駅に下りたら次の電車は1時間後だ。

小浜で思い出すのが、全アメリカ大統領が就任したときのことだ。

バラク・オバマが黒人として初めて米国の大統領に就任したときに同じ名前の街として想定外の盛り上がりを見せたのがこの小浜市だ。

電車に乗ることでそのことは実感できた。なぜなら、駅のアナウンスが、オバマと放送されるからだ。さらには、どこの駅にもあるのだが、駅名が日本語以外にアルファベットで Obama と書かれているからだ。

写りが悪い写真だが、確かに obama と書かれているあたりにも前大統領を感じさせるものがある。

既に時代はトランプ大統領になり小浜市は時代遅れになった感がある上に、そもそも小浜市などとは何の縁もゆかりもない私だが、オバマ大統領と名前が同じということだけで私の記憶にすっかり刻まれてしまった地名なのだ。

東小浜駅に降り立つと、何と自動改札はない様だ。本来自動改札がある場所に一人の駅員らしき人が立っていて切符を確認している状況だった。

とりあえず用事を済ませて1時間後には戻ってきた。駅にはガラス張りのやや冷房が効いた待合室が改札拠り手前にあったので少しその中に入った。1時間に1本の電車を待つにはこういう場所はありがたいものだ。特に今日の様な暑い日には便利だ。

無事に予定時刻の電車に乗れたのであとは掛川を目指すだけだ。次に乗り換えをする敦賀を無事パすればほぼ今日中に帰宅できるはずだ。

東海道線に出てしまえば電車の本数が多いので1本遅れても終電に間に合う余裕が出てくる。

敦賀からは暗くなってきて景色を楽しむことはできなかったが、一つ面白いことに気が付いた。

暗くなり始めてきた敦賀駅のホーム

敦賀から出て米原向かう北陸本線が敦賀駅を出るとぐるっと円を描いて一周して進むことに気が付いたのだ。走っているときに気が付いたのではなくスマホでグーグルマップを見ていて線路の形に気が付いたのだ。

一周回ると言うことは来たところに戻る問うことなので線路がどのように交差しているのかと思ったが、現場に行くまでもなく答えが分かってしまった。

要するに標高が高い場所を越えるのにループしながら進み、一周する頃には高度を上げているのだろうと言うわけだ。

マップと照らし合わせながら現場に差し掛かると確かにカーブしながら進んでいるのが分かる、だがその内トンネルに入るのでどう進んでいるのか知覚しにくくなってくる。だが確かに回って進んでいることが分かる。2、3回トンネルをくぐり抜け、トンネルを出るごとにネットに接続されるので現在地が表示されどのように進んでいるか確認できる。一周回りきる地点もやはりトンネルになっているようで、おそらく上下にひとつづつ掘られたトンネルで交差しているのだろう。

最後のトンネルを抜けると1周回り切り、あとは直線的にびわ湖沿いに向けて進むだけだ。

往路ではウトウトしていたせいで、敦賀に抜ける手前のこのループ部分のことには気づかず、トンネルを抜けた印象だけあった。

しかし、帰宅してから実際のところを確認してみると、敦賀から滋賀に抜ける時のみかなりの標高差を上らないといけないため、ループ状に進むとのことだった。敦賀に向けて進むときはきつい上り勾配はないため直線的に進むだけとのことだった。だが、グーグルマップで見る限り円を描く線路しかないようだが・・・。

米原まで無事たどり着いたら、あとは東海道線を戻るだけだ。東海道線になれば本数が多いので安心できる。米原から豊橋までの長い区間を乗り換えなしで進んでくれるのもありがたい。

時間はかかるものの用事を済ませることも含めて1日当たり2370円の青春18きっぷで掛川ー舞鶴間を往復できるのはやはりお得だ。

そう言えば、初めて乗った小浜線だが、車内の冷房がガンガンに効いていたので長袖のシャツを着ていても寒いくらいだった。効き過ぎの冷房対策にも上に羽織るものを携帯することは大切だ。

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